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人材戦略を構築する上で大切な考え方の指針

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人件費に対する考え方

人材戦略を構築する上で大切な考え方の指針は、“人件費に対して正しい考え方を持つ”ということです。では、なにが人件費に対して正しい考え方かというと、それは経営に必要な投資の中で人に対する投資は非常に安い投資であるということです。

もちろん安いというのは、優秀な人材にたいして払うお金をさしますが、優秀な人を多く集め、すばらしい仕事をたくさんしてもらえれば、結果、経営における人件費比率は限りなく下がっていく、ということになるのです。

一般には人件費は高いと考えられていて、何とか人件費比率を下げられないものかという意見が多いのですが、だから経営が上手くいかないということです。

優秀な人間を多く採用すれば、結果として経営における人件費比率は限りなく下がっていくということが分かれば、そういった優秀な人材の採用がいかに大切なことであるかがわかると思いますが、優秀な人材の採用に対して真剣に戦略を持って取り組んでいる会社は驚くほど少ないというのが、現状の様です。

企業が採用に対して戦略を持たない理由は何か?

企業が採用に対して戦略を持たない理由は何かというと、中小企業の場合、ほとんどの経営者が「がんばってもうちにはそんな優秀な人間は入ってこない」と思ってしまっているということがあげられます。

最初から無理だと考えていて、優秀な人の採用を放棄してしまっているという事です。

これに対して人材の採用に成功している会社は何をしているかというと、まず、優秀な人材は何処にいて、どんなことを考えているかを調べ、どうすればそういった優秀な人材が我社に興味を持ってくれるかを考えています。

経営者の仕事のうち1/3は人材の採用にあてられるべきである

そして、優秀な人材が自社を気に入ってくれるようにいろいろな工夫をしています。無理だと考え何も努力していない会社と、経営者の仕事のうち非常に大切なのがこの優秀な人材の採用だと考え、戦略を持って取り組んでいる会社では、その成果が大きく変わってしまうのは、考えなくてもわかる事です。

もちろん人材戦略は採用だけにとどまらず、採用が出来るようになったら、その人材をさらに教育し、能力を引き上げるための環境作りや、優秀な人材が長く会社に留まってくれるようになるためのしくみ作りへと、その戦略を広げていかなければなりませんが、人材戦略の最初のステップである採用に対して、正しい考えを持つことがまずはとても重要なのです。

ぜひ、経営における人件費は安いと考え、優秀な人材の採用に戦略を持って取り組むことを始めてください。

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