実績・事例紹介(5)
卸・小売業
食品卸会社、食材卸会社、飲料卸会社、薬卸会社、建築資材卸会社
扱う品目は違っていますが、卸業からのコンサルティングの依頼は相当数あり、ここにあげたそれぞれの製品卸業の会社のお世話をしました。この業種も、もちろん扱い品目の違いもありますが、地域や企業規模によってかなり経営の仕方が違うので、個別に戦略を立ててコンサルティングをしていきますが、卸の場合よほど優位性が無いと今後経営が厳しくなっていく事が予想されます。
方向としては、メーカー寄りか、消費者寄りかにシフトしていくということになりますが、いずれにしても価格での競争が極限まで行ってしまっている場合が多いので、これからは価格以外の付加価値をどう付けていくかという競争になると思われますので、こういった方向からコンサルティングしていくということになっています。
また、ある程度組織が大きい場合いは、社員の質が業績に大きな影響を与えるので、採用と教育を含めた、人材戦略を長期的な視野でアドバイスする場合が多いです。こちらは時間は多少かかりますが、確実に成果につながります。
化粧品販売会社、医療品販売会社、教育研修販売会社
各販売会社からの問い合わせで多いのは、営業の立て直しの場合が多いのですが、問題はそもそも、今の販売方法を消費者が受け入れにくくなっているということで、販売方法そのものを根本から変えるコンサルティングを行います。
情報化社会というのは、お客様が売られるのを嫌う社会ですから、営業からの売込みを受けたくない・・・買いたいモノは自分で調べて買うという社会なので、こういったマーケットの状況に合わせたビジネスモデルやマーケティングフローが必要なのです。
この場合、社長はともかく、取締レベルの役職者が過去の販売方法で現在の地位に登って来ている為に、彼らの意識改革が非常に重要な仕事となります。また、売り上げ規模が大きい場合には、テストマーケティングが重要なので、エリアを分けて新しい販売方法を導入、成果を見てから全体に取り入れるなどのステップを踏む形でコンサルティングを進める場合が多いです。当社としては意識改革が大変なのであまり受けたくない場合が多いのですが、商品が消費者にとって役に立つ物である場合には全力でお世話します。