PR活動コンサルティング
マーケティングにかかる費用は、広告宣伝からPRへの移行で大幅に削減することが可能になり、なおかつ企業イメージを飛躍的に向上させます。中小企業が一番弱い部分でもあるこのPR活動を長期的な視点でアドバイスします。
企業が行う自社商品の販促活動としては広告宣伝をするのが一般的ですが、それ以外に、大きな効果が見込めるのが、このPR活動です。PR（＝パブリック・リレーションズ）とは、“広報活動・世の中との関係性を築くこと”という意味に訳されますが、企業においては自社の企業スタイルやブランドイメージを広く世の中に報せること、と捉えていただくと分かりやすいと思います。
具体的に何を行うかというと、分かりやすいところでは、プレスリリースをマスコミに対して配信し、新聞や雑誌の記事、あるいはTV番組などに取り上げてもらうように情報を提供すること、となりますが、それ以外にもいろいろな方法で、自社や自社の商品をメディアに掲載、紹介してもらうことです。
新聞の記事に掲載されたことがきっかけで、全国から問い合わせが殺到し、いきなりビジネスが立ち上がった会社や、TVで取材されたことで、超人気店になったレストラン、あるいは新商品が飛ぶように売れてしまった会社などがありますが、雑誌や新聞の記事、それからTVでの紹介はタイミングが合うと本当に大きな宣伝効果になりますが、それを企業の側からメディアに情報提供することで、実現させようというのが、PR活動という事です。
このPR活動について、中小企業でその方法や効果をしっかり理解している企業は本当に少ないので、必要に応じて、しっかりした戦略を立て、実行するコンサルティングを当社は行っています。
PRの最大の利点
PRの目的は、マーケットに対して自社の認知を広げること、企業イメージを向上させること、ブランドの価値を高めることなどがあげられますが、企業の販促活動において、何らかの手段で自社の存在をマーケットに認知させなければいけない、と考えた時に、直接の販促手段である広告、宣伝に変わる方法として、このPR活動を捉えることが出来るということです。
そして、このPR活動を販促と徐々に置き換えていく事で、販促にかかる費用を大幅に引き下げることが出来るということが最大の利点です。・・・目安としてどれくらい費用の節約が出来るかというと、販促費の1/10位の費用で、同じかそれ以上の効果がPRから得られると言われています。
したがって、早くからPR活動を行う必要のある会社とはどんな会社かというと、例えば、ナショナルブランドと対抗していくとか、新聞に一面広告を掲載するとか、多くの雑誌に常に宣伝広告を掲載していく、などという様に、経営上最終的にかなり大きな販促費が必要になっていくであろうと思われる会社となります。
本来こういう会社では、かなり早くからPR活動に対する戦略を検討するべきなのですが、こういった知識がかけているためにまったく気付いていないことが多く、工夫していれば可能だった、宣伝広告費の節約がまったく出来ていない場合が多いのです。
あるいは、販促とPRを重ねることで、もっと大きな販売活動が出来たことに気付かない場合が多いのです。
それから、PRの本質（＝公共性、多くの消費者にとって利益の得られる情報が優先して掲載される）が分かってくると、メディアに取り上げられやすい商品やサービスを提供している会社は、最初から宣伝広告するよりも、販促活動としてPRに取り組んだ方がいい場合も出て来ます。
こういう場合は、企業規模が小さくても、それから将来大きな広告が必要とかも関係ありません。最初から販促としてPR活動を選んだ方が良いのです。
PR活動は発展する企業経営にとってなくてはならない活動であり、今後もっとも重要になっていくと思います。
