課題別コンサルティング

システム構築・IT戦略

システムに対する投資は、成功すれば他社に対する競争力を飛躍的に向上させるものですが、同時に非常にリスクを伴った投資でもあります。システム導入に際して、考え方と開発会社の選定について御社の状況に基いてコンサルティングします。

企業の発展に伴い必ず必要になってくるのが、ITシステムに関する投資ですが、日本のシステム環境の特徴も含めて、システム導入にはかなり大きなリスクがあります。なので成功すれば大きな企業競争力となりますが、反対に失敗すれば大きく企業発展の足かせにもなってしまうのが、このITシステムに対する投資です。

なぜ、システムに対する投資が重要かですが、それは組織の発展に伴い増加した社員の仕事の効率化に、このITシステムが欠かせないからです。例えば複数の人間が同じ作業をしなくてもいい様に、また人がしなくてもいい仕事はシステムに任せ、人がするべき付加価値の高い仕事に社員を集中させることで、人数が増える事でさらに収益の高い企業として発展していけるからです。

また、ITシステムをビジネスモデルやマーケティングに活かすことで、他社を圧倒するほど収益を上げることが出来るというのもITシステムに投資する価値です。

これは、アマゾンや松井証券といった企業を想像していただけると分かりますが、両者はシステム構築によってマーケティングを確立し勝っている代表的な企業と言えます。

この様にシステムに投資して企業をより大きな発展へとステップアップさせることは、価値あることなのですが、先ほど書いた様にそこには同時にかなりのリスクが伴っています。

その1番の理由が日本のIT業界の問題です。

日本のIT業界の成り立ちは、バブル後の建設不況に際して雇用を創造しようという政策の中で、建設業に変わる雇用の受け皿として発展していったという流れを持っています。また、その際のモデルがまさにその建設業だった為に、全体の設計者を頂点に部門の設計、現場の監督、下請けの作業者複数、という構造で作られました。

もちろん、これは当初のシステム自体がかなり大規模な形で開発されたこともあるからですが、同時にこうすると多くの雇用が生まれるので雇用の確保に役立つということです。

結果ITシステムは、大手の企業に開発を依頼しても、設計は大手がしますが実際にシステムを組むのは下請けの企業、また、実際には下請けの下請けのそのまた下請けの企業ということになってしまい、大変信頼しにくい形になってしまいました。

もちろんシステムは設計で動くわけではなく、開発されたソフトによって動くわけですから、こういった信頼性の低い開発をした場合は全てのソフトを単体はもちろん、全てのモジュールでテストしてといった事になるわけですが、ここにあてる費用が大変大きなものになってしまっています。ITシステム開発に大変な時間とお金がかかってしまうのはこういう理由があるからです。

2つ目の理由は経営者のITレベルの低さです。

もう一つの理由は企業の側にあります。それは日本の経営者のITレベルの低さです。いろいろな投資に関しては相当慎重に決断する社長が、苦手だからという理由から決断を担当者に任せてしまい、結果使えないシステムを高いお金をかけて作ってしまうという話は多いのですが、本当に残念だと思います。

とは言っても、どんなシステム会社に自社のシステム開発を依頼したらいいのかは、なかなか難しい選択であると思います。当社は御社の状況に合わせてどういったシステムをどんな開発会社に任せたら最適かをヒアリングを通してコンサルティングします。また、提携している企業も各分野において非常に優秀です。

多くの投資をする前にぜひご相談ください。

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